「キーツのやさしく情のこもった一節、「多くの人は、それと知らずして詩人なのである」という表現を借用して、私は、「多くの人は、今はそれと知らずして、気づかずしてエコロジストなのです!」と申し上げましょう。両者とも、何千年もの歳月をかけて真の意味を探し求めてきた「考える葦」の人間についての真実なのです。農夫、漁民、自然科学者、音楽家、画家、詩人、探検家、、あらゆる人々は、身体の様々なレベルで自然の動態を、エコロジカルに、或いは、詩的に、読みとろうとするものなのです。それは、身体で知覚した”人間の精神と自然との深遠な関係“を言葉で表現したいという内的な欲求に起因しています。さらに興味深いのは、そのエコロジーが真実の詩と同じく、審美的な知覚と鍛錬された思考との組み合わせを求めていることなのです。」 Edith Cobb 『Ecology of Imagination in Childhood 』 Columbia University Press, 1977 p25